甘味料について
皆さんは、砂糖についてどのくらい御存知でしょうか。砂糖はショ糖を主成分として、水溶性で保存性に富んでいます。砂糖は754年、中国の僧、鑑真が黒砂糖約300kgを天皇に献上したのが最初の渡来で、当時は宝物のようなものだったそうです。1200年以上にも渡り、その砂糖は私たちの体の中に入ると、カルシウムやビタミンと共に、エネルギーとして大切な役割を果たし続けているのです。では、私たちは1日にどのくらいの砂糖を摂取すればいいのでしょうか。何と...子供-20g、大人-40gが理想とされています。 オレンジジュース-350ml中35g スポーツドリンク-350ml中15g アイスクリーム-100g中に25g あんぱん1個-45g このように、日頃何気なく□にする食品にもたくさんの砂糖が含まれていることがわかります。これでは、育ち盛りの子供たちや大人でさえも、簡単に砂糖を取り過ぎてしまうことになります。砂糖を取り過ぎるとカルシウムやビタミンが不足し、 視力低下 骨折 集中力の低下 ...これらの原因にもなるのです。しかし『虫歯になるから』とか『太って身体に悪いから』などと言って、砂糖を敬遠し、私たちが砂糖を含んだ甘くておいしい食晶を食べなくなってしまったら、味気なくて物足りない食生活になってしまうかもしれません。甘いものを食べたらうがいや歯磨きをしてムシ歯予防を心がけてみたり、1日に食べるお菓子の量を決めたりしてバランスよく楽しい食生活を送りましょう。 (歯科助手 M.M) |