いびきでこんなお悩みありませんか?
- 夜中にいびきで目が覚める
- いびきがうるさくて眠れない
- 朝起きたらノドがカラカラ
- 眠りが浅い気がする
- 泊まりがけの旅行が恥ずかしい
いびきとは
いびきは、睡眠時に発生する上気道粘膜の振動音です。 鼻腔から咽頭・喉頭までの空気の通り道を、「上気道」といいます。そのどこかがなんらかの理由で狭めつけられると、呼吸した時の空気の抵抗が大きくなり、粘膜や分泌物が振動してしまうのです。 この振動音がいびきと呼ばれています。つまり笛の原理と同じです。
また完全に狭窄し、呼吸が完全に止まってしまう事をSAS(睡眠時無呼吸症候群)と言います。
睡眠時無呼吸症候群の症状
- 大きくて断続的ないびきをかく
- 日中に突然襲う強烈な眠気
- 睡眠中に激しい動きをする
- 夜間に何回もトイレに行く
- 早朝に頭痛がする
- 性格が変わることがある
- 夜間に窒息感がある
睡眠時無呼吸症候群の治療
健康保険適応のスリープスプリント
2004年より、スリープスプリント(口腔内装置)が健康保険適応になりました。
ただし、全ての方に健康保険が適応になるというわけではなく、健康保険適応条件があります。
健康保険適応条件
- 睡眠検査をおこなうこと(終夜睡眠ポリグラフ検査など)
- 検査の結果、睡眠時無呼吸症候群と診断されること
- 医師の治療依頼(紹介状)があること
治療の流れ
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終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG検査)の実施
終夜睡眠ポリグラフ検査※1を実施します。
終夜睡眠ポリグラフ検査をおこなっている医療機関を受診してください。※2※1終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG検査)とは 睡眠時無呼吸症候群をはじめとする、睡眠呼吸障害を診断するための精密検査です。 検査をおこなっている医療施設に一泊入院し、体にセンサーをつけて、睡眠中の脳、眼、筋肉、呼吸の状態などを測定します。
※2終夜睡眠ポリグラフ検査は、歯科医院ではできません。 特定の循環器内科、呼吸器科、呼吸器内科、耳鼻科などの医療機関でおこなっています。
当クリニックから終夜睡眠ポリグラフ検査を扱っている医療機関をご紹介することもできます。 -
睡眠時無呼吸症候群と診断
検査の結果、「睡眠時無呼吸症候群」と診断されることが必要です。
「いびき症」と診断された場合は、健康保険適応外での治療になります。 -
医師からの治療依頼
スリープスプリントが健康保険適応になるためには、歯科医師のみの判断ではなく、医師の治療依頼(紹介状)が必要です。
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受診
医師の治療依頼(紹介状)と検査結果を持参してご来院ください。
症状をお聞きした後に、いびき治療についてご説明いたします。 -
検査
お口の中を診察し、かみ合わせの状態などを検査します。
スリープスプリントの適応を判定します。
レントゲン写真を撮影して、分析をおこないます。 -
治療
歯の型ををとり、スリープスプリントを作製して、お渡しします。
睡眠時にスリープスプリントを装着して寝るようにします。
いびき治療の症例紹介
睡眠時無呼吸症候群の症状は改善
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Before
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After
1995年に当院にて最初のスリープスプリントを作製した、 その後、睡眠時無呼吸症候群の症状は改善し、経過良好で、 現在に至る。