院内新聞「多歯言」<第47号>
当院で行っている新型コロナウイルス対策のご紹介
先日、非常事態宣言が解除されましたが未だコロナが終息したとは言えない状況です。
来院される方の命を守る為に、当院では徹底した新型コロナウイルス感染予防対策を行なっております。2階・4階の待合室に掲示していますが、
新しく行なっていることもございますので改めて紹介致します。
①検温、問診票の記入の徹底
②患者さん毎に滅菌された器具使用の徹底(切削器具、診査器具、フェイスタオル等)
③患者さん毎にユニットとキャビネット等の完全消毒
④アルコールによる手指消毒の徹底(2F・4F)
⑤受付(2F・4F)にビニールカーテンシールドを設置
⑥玄関マットに次亜塩素酸ナトリウム噴霧・床の清掃
⑦定期的に待合室及び化粧室の消毒および換気(1日5回)
⑧型取りしたものは全て塩素消毒、模型の加熱処理の再徹底
⑨滅菌体制に万全を期す為の予約時間の調整と人数制限
⑩微酸性次亜塩素酸水生成機の使用
⑪口腔外バキュームの使用
⑫洗口薬の使用
⑬全スタッフの毎朝の検温の義務化
⑭診療スタッフのマスク、ゴーグル、サージカルキャップ、フェイスシールド着用の徹底
新型コロナウイルスの感染が終息するまではまだ半年、
もしかすると1年以上かかるとも言われています。
風邪は治りはじめが肝心と言われているように、
コロナにおいても終息しかけている今が肝心です。
当院ではより一層感染予防対策を徹底し、
患者さんに安心して治療を受けていただけるように尽力させて頂きますので、
ご理解ご協力のほど宜しく御願い致します。
皆一丸となって、コロナウイルスに打ち勝ちましょう!
T.H
正しい手洗い、うがいをご存知ですか?
〇正しい手洗い方法
手洗い前に爪は短く切り、時計や指輪は外します。
①流水でよく手をぬらし、石鹸を付け手のひらをよくこすります。
②手の甲を伸ばすようにこすります。
③指先・爪の間を念入りにこすります。
④指の間を洗います。
⑤親指と手のひらをねじり洗いします。
⑥手首も忘れずに洗います。
⑦石鹸で洗い終わったら十分に水で流し清潔なペーパータオルでよく拭き乾かします。
指先、親指、指の間、手首、きき手は洗い残しが多くなるので気をつけましょう。
※画像:東京都医学総合研究所
〇正しいうがい方法
外から帰ったら直ぐにうがいをして、のどの粘膜に付いたウイルスを洗い流しましょう。
うがい薬を使用する事で、のどの殺菌・消毒効果が高まります。
①コップ1杯の水を用意し、口に半分くらい含み正面を向いたままブクブクうがいします。
②もう一度、水を含み、顔を上に向けて「あー」や「うー」と声を出しガラガラうがいします。
③ガラガラうがいは2~3回、1回15秒ほど行いましょう。
N.K
口腔ケアで新型コロナウイルス感染予防をしよう
新型コロナウイルスによる肺炎で重症化している方の多くが、ウイルス性肺炎と、口腔内由来の細菌性肺炎による二重の肺炎を引き起こしていると言われています。
初めはウイルス性肺炎との戦いですが、ウイルスに対する免疫システムが壊れて、細菌性肺炎を起こしやすくなります。口腔ケアをしなければ、細菌性肺炎をおこし、数千単位で細菌が急速に増加し、血液に入り体をむしばみます。(サイトカインストームと言います。)
新型コロナウイルスが最初に結合する場所は唾液腺や口腔粘膜、舌にあります。
歯磨き、舌磨きでウイルスにより死滅した細胞と生きたウイルスを除去し、飛沫感染の原因である唾液のウイルスを殺菌力のある洗口剤で常に減らすことが大切です。
かぜやインフルエンザについても、特に歯周病原細菌を減らすことによって、その原因であるウイルスの細胞への付着を阻害できることが明らかになっています。
新型コロナウイルスもインフルエンザウイルスと似た構造様式であるため、適切な口腔ケアは新型コロナウイルスに有効です。
お口の清掃ケアを日頃からきちんと行い感染予防を行いましょう。
適切な歯磨き、舌磨き方法が分からない方、詳しく聞きたい方は、遠慮なくスタッフにお声掛けください。
毎日の口腔ケアが新型コロナウイルスの予防につながるので、みなさん一緒に頑張りましょう!
D.Y
当院の患者さんが表彰されました!
当院の患者さんのK.N君、Y.Sさんさんが
平塚市主催の歯の衛生についてのコンクールで表彰されました!
おめでとうございます!これからも歯を大事にしましょう!
※左:K.N君のポスター/右:Y.Sさんの作文