院内新聞「多歯言」<第15号>

院内新聞「多歯言」<第15号>

発行:医療法人社団慈篤会 平野歯科医院
発刊日:2004年6月4日

Mちゃん、Yくん準優勝おめでとう

私は市内在住の小学校5年生のふたごの姉弟の母です。
Yが小学校1年生の時から、Mは2年生の時から剣道を始めました。
昨年の11月に行われた毎年恒例の山北大会という招待試合の、団体戦・低学年の部で二人が仲間とともに、準優勝しました。
皆勤賞ぐらいしかもったことがなかったので、この時はとても嬉しく感動しました。
自由奔放に育った子供たちですが、剣道を通じて、礼儀や、努力すること、感謝する気持ちなど、自分たちなりに少しずつ学んできたように思います。
選手として出場できた喜びや、決勝で負けて悔しかったことは、本人たちのこれからの大きな糧になると思います。
これからも元気いっぱいにがんばってほしいと思います。
さて、ちょうどその頃、麻莉子の歯列矯正が始まっていました。矯正装置を入れて剣道をするのが心配だったので、平野先生に相談しました。
先生は「仮装置で様子を見て、もしどうしても集中できないようだったら取っ払っちゃいましょう!」
「歯を治すと剣道も強くなるよ」と言われました。
心配が払拭される思いでした。
聞くところによると、院長先生も昔、剣道をされていたそうで、心強いでした。
実は、我が家が平野歯科医院にお世話になるようになってから、かれこれ45年!!私の母からお世話になっています。
当時、院長先生は小さい子供たちに大人気で、私の母に手を引かれていったのを覚えています。
これからも家族の生涯ドクターとして、お世話になりたいと思っております。
先生、スタッフの皆さん、よろしくお願いいたします。

~虫歯予防週間に寄せて~
What is mouth?(~口とは~)

口は人間にとってすばらしいものだ
それは人間の情緒においても
日々の生活にとって
また人間の美しさにとっても・・・

-口-それは
今まさに
私が生きていることを表している

もし動物が歯を失ったとき、その動物の死を意味する。
歯を失ったとき彼らは生き続けることは不可能であり、その生は終わりを告げ、やがて彼らは死んでいく。

人間にとって、口は会話を楽しみ、愛を語り、幸せ、喜び、怒り、悲しみを表す。
口は愛情の入り口であり、食べ物を取り、生き、そうして人間は栄えていく。

だからこそ口は、どんな犠牲を払おうとも、十分な注意と管理を受けるだけの価値を持っている。
~Dr.ハロルド・ワース~

そこで、世界一長寿国であり、超高齢化社会を迎えた日本の現状に直面し、中高年の少しでも充実した人生を確保し得るには、自身の能力を知り、
それに適応した口腔衛生管理が如何に重要であるか、再確認する必要があります。
口腔機能の低下は、様々な生命維持のメカニズムのバランスを崩し、徐々に、全身状態の劣化、全身疾患、運動機能低下、感覚、消化能力、思考能力等々、
個体差はあるが、何らかの衰えを感ぜざるを得ない。特に精神的には、退行性で、子供っぽい未分化な状態へと逆行する。
社会に認めてもらいたいという欲望が芽生えてくる。
あえて性格的傾向を分類するならば・・・

1.自己中心的傾向—
表面的には頑固でわがまま

2.心気的傾向—
必要以上に病気を恐れる感情

3.猜疑的傾向—
理想と現実のギャップ(ひがみ、嫉妬)

4.保守的傾向
昔ながらの考え方、習慣を大事にする。

5.愚痴悔恨的傾向—
かつての取り返しの不可能な不幸や失敗を悔やむ

等々の心理的傾向を好むと好まざるとに関わらず持つようになる。かく言う私も昭和一桁生まれ、当然その一人です。
戦前、戦後を体験した方々は、大なり小なり波乱万丈の人生を経て、現在があると思います。
歯科医としてそれらの方々の口腔を拝見し、残された一歯一歯を見るとき、人生のドラマを感じ、胸が熱くなる思いです。
今からでも決して遅くはありません。
素直な気持ちで、私たち予防歯科スタッフと一心同体になり、少しでも不安のない、明るく充実した生活を守れるよう、
口腔の清掃、健康管理を実行しようではありませんか。
その為我々医療スタッフは全力を傾倒します。
院長 平野 美治

磁石付き入れ歯

従来の部分入れ歯はバネで取り付けるタイプが多いですが、最近新しいタイプの入れ歯が開発され、注目されています。 これは、マグネット義歯と呼ばれるもので、残っている自分の歯根に磁性金属を付け、入れ歯の方に超小型磁石を取り付けてフィットさせるものです。
歯根の周囲には鋭敏な感覚受容器があり、咬む時にいつも正しい位置に誘導する働きをするため、歯根を残すことは非常に意味のあることです。
また、マグネット義歯は、歯根を残せるということだけでなく、手の不自由なお年寄りや介護をする方々にも容易に着脱ができ、そのうえ口の中の掃除がしやすいというメリットがあります。
さらに入れ歯から不自然な金属を取り除くことで見た目も良くできます。
残っている自分の歯の根に磁石と相性の良い磁性金属を装着し、入れ歯に超小型金属を取り付け、磁力によりがたつきのないぴったりとフィットした入れ歯を可能にしました。
また構造上歯の根が残っていない方(総入れ歯)にはこの方式は採用できません。
入れ歯は体の一部になるものです。
快適な生活を送るためには患者様の口内に適合の良い入れ歯の使用と定期的な管理が大切だと思われます。
(DT 比企 裕久)

顎の関節とは?

顎関節(がくかんせつ)とは食事や会話をする時に常に動いている下あごと頭をつなぐ関節です。
正常な顎関節は耳の穴の2cmほど前(口を開けると膨らむところ)にあって、口を開ける時に回転したり、前下方へスライドする、腕や足の関節とは違った動きの特有の関節です。
関節の隙間には関節円板と呼ばれるクッションがあり、関節の動きを滑らかにします。
顎関節の後方に血管と神経があります。 

噛み合わせに問題があったり外傷があると、これからの関節円板や血管・神経に刺激が加わり、顎関節に痛みが生じたり、動きがおかしくなったりします。
これが顎関節症です。
顎関節症の症状は、口を開けると痛い・口を開けるとカックン、コツコツ、プチプチ、ジャリジャリなどの音がする・口が開かない、などあります。
全身的なところでは頭痛、肩こりなどが多いです。
原因と考えられるものは、噛み合わせに関しては、噛み合わせの不良、歯軋り、噛み締め癖、偏側噛み、成長期の咀嚼不良による発育異常、奇形、外傷、リューマチなどです。
噛み合せ以外の原因としては運動不足、ストレス、姿勢の悪さ、頬杖、性格、精神障害、体調不良、大開口、足の怪我、靴の不良などです。
原因は本当にいっぱいあって、ほとんどの人が何かが当てはまると思いますが、どれくらいで発病するかの個人差がすごくあり、このことが真の原因を特定できない理由になっています。
これらの症状にお気づきの方は是非スタッフにご相談ください。
(Dr 佐藤 直)

噛み合わせとスポーツ選手

スポーツと噛み合わせの間には深い関係があるといわれています。
特にプロスポーツの世界で噛み合わせを改善したことによって、より良い成績を得られた選手を紹介します。
横浜ベイスターズの内川聖一内野手が、1試合で3打席連続ホームランを打つという快挙をあげました。
入団から昨年までの3年間でホームランが6本という記録だったが、今年に入ってすでに10本のホームランを打っています。
昨年のキャンプで右目の視力が突然低下、その後も右手の握力が失われるなどのアクシデントが続き、医者に相談した結果、アゴの骨格のズレが頸椎を圧迫していた事が判明しました。
一時はアゴの骨を削るなどの手術も考えましたが、昨年のオフシーズンに「バランス良く噛みしめる事で身体のバランスも変わる」と医師に言われ、噛み合わなかった奥歯を矯正しました。
これが功を奏し、例年になくバットを振り込む事ができ、格段にスイングスピードが上がり、飛距離も伸ばすことができ、
今現在の成績を得られるようになりました。
内川選手のように、噛み合せのバランスをとることが身体の健康につながります。
噛み合わせの事で気になるようであれば遠慮なくご相談下さい。
「サンケイスポーツ」「スポーツニッポン」より一部引用
(DA 萩原 尚美)

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