小児歯科症例(咬合育成の活用)

小児歯科症例(咬合育成の活用)

  • 9歳時 口腔内

  • 21歳時 口腔内 

初診時

【初診年齢】 6歳 1ヶ月
【MFT開始時】 9歳 5ヶ月
【目的】 正常嚥下の習得
    (幼少の頃舌小帯切除)
【主訴】 前歯の歯並びを治したい

問題点
舌で上顎前歯部を押す
爪噛みや歯ぎしり
口呼吸
アレルギー性鼻炎

治療の流れ

  1. 2007.4.28

    2007.4.28

    舌の力が弱いため、歯の並びが乱れて噛み合わせが悪くなりました。
    そのため、舌の位置や正常な嚥下を習得し、口周りの筋肉のバランスを整えるために、筋機能療法を行いました。

  2. 2007.11.24

    2007.11.24

    引き続き口周りの筋肉のバランスを整えるために、筋機能療法を行いました。

  3. 2023-06-21_11h_05

    この治療では、急速拡大装置を使用して顎を拡大し、同時に気道を確保しました。装置を取り外した後、顎の正中の位置が正しい位置に戻り始めました。
    その後、下顎のアーチを拡大するために3Dリンガル装置を使用し、上下の歯の位置を4ヶ月間経過を見ながら調整しました。
    同時に、MFT(顎顔面治療)も行いました。

  4. 13年後 21歳

    13年後 21歳

    患者さんは成人になりました。

    MFTの治療終了後、矯正治療も含め非抜歯で歯列を整理しました。13年後、無事に調和のとれた歯列を維持しています。

    口腔機能もしっかりと身につけた口腔が形成されました。

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