院内新聞「多歯言」<第22号>

院内新聞「多歯言」<第22号>

発行:医療法人社団慈篤会 平野歯科医院
発刊日:2007年11月8日
HP:http://www.hiranodental.com

ヘッドが小さくなった NEWプラックアタッカー登場

DH 黒河内良枝

当医院オリジナル歯ブラシ『プラック・アタッカー 歯刷子Type4』に9月より新しい種類が増えました。これまでのH(かため)M(ふつう)S(やわらかめ)SS(極やわらかめ)J(ジュニア用)に加え、JH(かため)JL(ふつう)JP(やわらかめ)が新登場!!この新しい3タイプは全て成人用になりますが、従来の成人用プラック・アタッカーに比べ、ヘッド部分がコンパクト(Jジュニア用と同サイズ)になっています。
今までHやMを使用していて、奥歯や前歯の裏側に上手く歯ブラシが入らなかった方や、そのためあえてジュニアサイズを使用していた方にはJHやJLがおすすめです。またJPは毛の硬さが程よく柔らかいため、歯周病の方に適しています。
カラーはこれまで同様、ピンク・ブルー・イエローホワイトの4色で、毛先は段切りになっています。
パッケージの中には歯磨きのポイントなどが書かれた説明書も入っていますので、興味のある方は是非一度お試しください。またどのタイプを使えばよいか迷われた場合にはいつでもお気軽に歯科医師または衛生士にお尋ねください。
ご使用いただいた際にお気付きの点などがございましたら是非お聞かせください。
今後の参考にさせて頂きます。
NEWプラックアタッカー
JH: 硬めの植毛   色: ホワイト
JP: 歯周病用 ブルー
JL: ノーマル イエロー
ピンク

歯ぎしりキリキリ

Dr.黒田 直之

当院の患者さんに、『歯ぎしり』をしているか質問したところ、30人中27人が自覚していないと回答されました。キリキリ、ガリガリといった音が聞こえることが『歯ぎしり』と考えている方が多いためであると考えられます。しかし、あるデータによると、実に90%以上の方が『歯ぎしり』をしているようです。
『歯ぎしり』には、睡眠中に上下の歯をこすり合わせてキリキリ音を出す『グラインディング』、上下の歯を強く噛みしめる『クレンチング』、顎を上下に連続的にカチカチさせる『タッピング』があります。特に『クレンチング』は、何かに集中したり、考え事をしている時にもおきることがあります。『歯ぎしり』で歯に加わる力は食事をするときの2倍以上になるため、歯が割れる、すり減る、抜けるなどの症状を引き起こし、さらには、顎関節症を引き起こす原因となるケースもあります。原因は精神的ストレスや心因性因子、歯の噛み合わせの悪さなどが考えられています。
『歯ぎしり』を完全になくす方法はありません。一般的なストレス軽減療法や自己暗示法にある程度の効果があるようです。
睡眠時の『歯ぎしり』に効果があると考えられるものがナイトガードです。ナイトガードは歯型をとり、それに合わせてプラスチックやシリコンゴムで作るマウスピースのようなものです。単純に『歯ぎしり』のみに対処するものや顎関節症を併発している場合など、それぞれの用途に応じて固いもの、柔らかいものを使用します。異物ですから、装着感はあまりいいとはいえませんが、ナイトガードがなくては寝られない、肩こりがよくなっなどの評価も得られています。しかし、すべての人に効果が現れるものではなく、中には寝ている間に外してしまう方や、嘔吐感で入れられない方もいらっしゃいますが、個人的な見解としては非常に効果があると考えています。
もし、『歯ぎしり』で気になることがあれば、スタッフに相談してください。

清潔な診療2

DH 安藤美紀

医院内での衛生管理は最も気を付けなければならないことの1つです。当医院では患者様に安心して治療を受けていただくために、清潔で安全な環境を保つよう心掛けております。
滅菌・消毒の設備については、滅菌法として最も信頼性の高い高圧蒸気滅菌器や乾熱滅菌器を使用し、さらに血液の付着や感染性のあるものは、薬品による化学滅菌を使用しています。また診療器具の中には高熱に弱いプラスチック製品やビニール製品、ガラス製品もありますので、これらはガス滅菌器を使用しています。
このように全ての微生物を殺菌、完全除去し、無菌状態にしています。一人一人患者様ごとに滅菌済みの器具に交換し、手指消毒はもちろん、器具などを置くテーブル、歯を削る道具やその先につけるバー・ポイント、口腔内チェック時に使用するボールペンまでしっかりアルコール消毒したものを使用しています。紙エプロンや紙コップ、麻酔の針・薬液などは使い捨てておりますのでご安心ください。

義歯が壊れてしまったら…

DT 比企裕久

入れ歯が割れた、ヒビが入った、人工歯が取れたなどのトラブルが起こった場合に、御自身の判断で接着剤などを使って修理をすることは絶対にやめてください。その理由は、接着剤などで一時的に付いたとしてもすぐに割れてしまったり、最悪の場合には入れ歯自体が合わなくなり使えなくなることがあるからです。またそのようにして使えなくなってから歯科医院で修理を行うと費用や時間が余計にかかってしまいます。そういったことから、義歯の割れやヒビ、脱落などの異常にお気付きの際には出来るだけ早く来院してください。
また入れ歯や口腔内の状態にもよりますが、ほとんどの場合入れ歯を午前中にお預かりし、午後にはお返しすることが可能です。
最後に入れ歯や口の中の異常を早く見つけるためにも定期検診(リコール)をお勧めします。

平成19年度『高齢者よい歯のコンクール』に参加して

井上 乙巳

26年の歴史と実績のある平野歯科医院にお世話になって早いもので26年になります。この間、リコールシステムを活用させていただき、年2回定期的に口腔衛生にかかる質の高い歯科の予防管理を受けてきました。
平野治朗院長先生が診療方針とされている思いやりのある診療『人間有在の診療』の理念とすぐれた実践に深く感銘しています。
さて平成19年9月9日(日)に平塚歯科医師会と神奈川県歯科医師会共催で、70歳以上の高齢者を対象とした『高齢者のよい歯のコンクール』が平塚市保健センターで開催されました。私にとって71歳でのはじめての参加体験でした。当日は、70歳以上のよい歯に自信のある高齢者が大勢参加されました。審査の結果「優良賞」を受賞することができました。これもひとえに平野治朗院長先生はじめ職員のみなさんのあたたかいご指導の賜ものであり心から感謝もうしあげます。
平成7年度にさかのぼりますが、私が現職であった厚木市立厚木小学校校長時代、健康教育の推進を教育目標の一つにかかげ、学校‐家庭‐地域社会との連けいのもとに、全教育活動を通じて、心と体の健康づくりに積極的に取り組んできました。そのなかで学校歯科保健の向上に努めた業績が認められて、『平成7年度神奈川県最もよい歯の学校』として栄ある表彰を受けました。
今回の『高齢者のよい歯のコンクール』の受賞は、私個人のことですが、2つの間には、何か人生のよい縁を感じうれしく思っています。
歯と口の健康は、身体の健康と精神の健康を含めて人間生活にとって意義が大きいといわれています。これからも日ごろから、歯と口の健康に留意して、明るく充実した人生を生きていきたいと考えています。

平塚市美術館 “平野杏子展”のお知らせ

来る2007年11月10日(土)から2008年1月20日(日)まで平野治朗院長の母親である平野杏子先生の本格的回顧展が平塚市美術館において開催されます。
約40点bの油彩、版画、立体作品により、多彩な作品世界を回顧します。詳しくは平野治朗院長までお聞きください。

あとがき

『多歯言』二十二号はいかがでしたでしょうか。
今回は新しく医院に導入したものについての記事を載せました。みなさまも機会があればお是非お試しください。
第二十三号は平成二十年六月四日に発行の予定です。

編集委員
安田直正、富樫裕一郎、黒河内良枝、平山幸江、鈴木めぐみ

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