院内新聞「多歯言」<第16号>

院内新聞「多歯言」<第16号>

発行:医療法人社団慈篤会 平野歯科医院
発刊日:2004年11月8日

Tくん兄弟の乳歯標本完成!!


平野歯科医院の前にて、お母さんとKくん、Yくん

Kくんから

僕が小さい時から歯の治療をしていただきありがとうございます。歯を削るときは痛いときもあるけれど、優しく治療していただいてありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

T.K 
Yくんから

いつもぼくの歯をみてくれてありがとうございます。ぼくの最後の子供の歯をだまってぬかれたときはびっくりしました。きっとぼくがこわがりだからだまっていれくれたんだと思います。
早くはりがね(矯正装置)が取れるようにがんばります。
これからもよろしくおねがいします。

T.Y

お祖母ちゃんから

初めて娘を平野歯科へ連れていったのは、まだ幼稚園に入園する前でした。その頃の歯医者さんは、予約をしていないと見ていただけなかったり、子供に対しても厳しい先生が多い中、平野歯科は娘が痛がるとすぐに見てくださり、何よりも院長先生がとても優しかったことを覚えております。本当に感謝の気持ちで一杯でした。娘も孫達も虫歯や矯正とお世話になることが多く、娘の代わりに孫達をつれていったときに、副院長先生の姿が昔の院長先生とだぶって見えました。頂いた標本を見ていると、孫達の小さい頃の事が色々と思い出されます。 院長先生には、娘だけでなく私も大変お世話になっており、一本も歯を抜く事無く、自分の歯で好きな物を食べることが出来ます。ありがとうございました。 これからも孫、娘、私共々宜しくお願いします。

S.M

お母さんから

院長先生、息子達の標本を作って頂きまして本当にありがとうございました。虫歯だらけですが、きれいに並べられている小さな歯を見ていると、この歯一本一本のおかげで息子達が、大きく成長出来たのだと、いとおしくなりました。
通院時にお会いした時“家の孫だと思って作っているよ”と言っていただいた言葉が、とても暖かく嬉しかったです。
私たちと息子達は、物心がつく前から平野歯科にお世話になっています。息子達はまるで我が家にいるようにリラックスしていて、治療台で寝てしまったこともありました。康平の矯正治療は順調に進み、小学校6年の時に装置を外すことが出来ました。祐二の場合は痛みと違和感から、何度も装置を壊し、その度に新しく作って頂きました。恐がりな祐二の質問にも、一つ一つこたえて下さる副院長先生ありがとうございます。
これからも一本一本大切にしていきたいと思います。院長先生、副院長先生、スタッフの皆さんよろしくお願いいたします。

T.T

 

- 明るい家庭は健康から-
予防歯科

Kくん、Yくん、お母さん、お祖母ちゃん。心温まる御寄稿心より感謝いたします。
早いもので私も歯科医となって50余年になります。予防歯科医療を自分の生涯の目標と定め歩んだ50年でもあります。「虫歯予防週間」が発足したのは昭和3年6月4日ですから、76年もたち、私が小学校時代すでに歯磨き運動は行われていました。それなのに虫歯はいっこうに減らず、言葉だけが一人歩きをしてしまっていました。そこで私は一人一人生活に、感情にあった無理のない治療と予防医療に心がけてきました。人の一生は食生活に始まり、食生活に終わると思います。私は歯科医療を通して生活の一助として、明るい人生、明るい家庭を作るために協力できればと念じ実践してきました。 真の予防の精神は、Sさん、Tさんのように親から子に、子から孫にと末永く維持されることが大事なことで、また私の願いとするところです。 (歯科医も同じ)
赤ちゃんに初めて生えた歯を家族で喜び合う。そんな証(あかし)のために標本を作りました。Sさん、Tさんのご家族の明るい生活を心より念じております。
院長 平野 美治

離乳食について

赤ちゃんにとって離乳期は母乳やミルクから幼児食へと移行する大切な時期です。この時期咀嚼を覚えていくことは非常に大事なことです。「舌」で食べる事から「歯ぐき」で食べる事への発達が遅れると、「丸飲み」の食べ方になり幼児期にいわゆる「咬めない子」の原因の一つにもなってきます。
また咀嚼の発達は言語の発達にも関わり、はっきり発音できない子、舌の筋肉の弱い子など影響があります。そして、この時期は味覚を覚える時期なので、赤ちゃんの発育に必要な栄養をバランスよく考え、色々な味を覚えるためにどんな食品をどんな調理方法で与えるかも重要となってきます。
「上手な離乳期の過ごし方」
離乳初期(ゴックン期):5~6ヶ月
・食べ物をゴックンと飲み込むことを覚えます。
・ドロドロベタベタ状ヨーグルトの硬さ
・ドロドロお粥・ゆでつぶした野菜など
離乳中期(モグモグ期):7~8ヶ月
・舌で押しつぶしてモグモグ食べます。
・フワフワ舌でつぶせる豆腐くらいの硬さ
・柔らかめのお粥・ゆで野菜・豆腐など
離乳後期(カミカミ期):9~11ヶ月
・歯肉でつぶして食べます。
・ツブツブ指でつぶせるバナナの硬さ
・お粥・野菜のみじん切り
離乳完了期(カチカチ期):12~18ヶ月
・乳歯で食べます。
・つまんで力を入れるとつぶれる位の硬さ

赤ちゃんには個人差があるので離乳初期、中期、後期、それぞれの食べ方に合う調理をしていれば、何をどのように食べさせるか、あまり神経質になる必要はありません。様子を見ながら量を加減し気長に見守って行くことが大切です。
(DH 加藤 則子)

離乳食

電動ブラシ

近頃、患者様から電動歯ブラシについての質問を受けることが多くなってきました。普及とともに目新しさはなくなってきたものの、まだまだわからない事の方が多いと思います。そこで、基本的な使い方についてお話していきます。
電動歯ブラシの一番大きな特徴となるのは、非常に早い回転運動をするため、歯ブラシ自体を小刻みに動かす必要が無いことです。種類はヘッドの大きさ、毛先の形状、回転数、振動幅、方向が違うものや、タイマー付のもので様々です。その微振動で毛先の届きにくい歯と歯の間や歯と歯肉の境に潜む歯垢まで磨きやすく、着色も落としやすいです。ただし、注意しなければならないのはブラシをあてる力具合です。強い力で擦りつけたり同じ部分に当てすぎると、振動により歯肉を痛めてしまいます。やさしい力で心地よい振動を与えれば歯肉のマッサージ効果が期待でき、清掃効果も上がります。
毛先の当てる角度は部位によって異なるので、図を参考にし、鏡を見ながら意識的に行ってください。

電動ブラシ

最初に述べたように歯ブラシ自体を連続して小刻みに動かす必要はありませんが、断続的に一定の部分にあて磨き忘れが無いように少しずつ移動させます。
平野歯科でも使用しており、清掃能率が良く、患者様より「手動より気持ち良い」という感想も届いています。口内状態や使用状況により他の補助器具や手動歯ブラシとの併用が必要な場合もあります。無理の無い使い方で旨く自分の口内と付き合っていきましょう。 何かご意見、ご質問がありましたらスタッフに声を掛けてください。
(DH 鈴木 めぐみ)

あとがき

多歯言第十六号は、いかがでしたか?
患者様により良い診療を提供できるよう、スタッフ一同一丸となり、これからも頑張りたいと思いますので、宜しくお願い致します。
また、この秋より新たにホームページを開設しました。皆様、是非ご覧ください。
第十七号は平成十七年六月四日(虫歯予防デー)に発刊の予定です。

〈編集委員〉
佐藤 直 伊波 藍子 黒河内 良枝 萩原 尚美

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